何となく体調不良の時には鍼灸治療で改善
病気ではないけど何となく体調が悪いという人は多く、大人だけではく子供の体調不良も増えています。そんな時に効果的なのが鍼灸治療で腰痛、肩こり、ひざの痛みの改善だけではなく様々な疾患にも効果があります。鍼灸治療は鍼と灸による治療で鍼治療ではとても細い鍼を使うため、痛みはほとんど無く管鍼法という円形の筒を用いた方法などで行います。鍼をツボに刺して一定の刺激を与える方法や、鍼を刺して10分程度そのままにしておく方法などがあります。また刺した鍼に微弱な低周波パルスを流して、血液循環を良くする方法もあります。お灸はもくざをツボに置き熱で刺激を与える治療で、もぐさを直接皮膚の上に乗せて着火する直接灸と、もぐさと皮膚の間を空けて行う間接灸があります。鍼灸治療の効果や有効性は認められており、アメリカの国立衛生研究所は1997年に鍼灸治療の病気に対する効果とその科学的根拠を認める見解が発表されました。その発表によると神経系疾患、運動器系疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患など、様々な病気に有効性があります。